モンサンミッシェルツアーも、もう自由時間を残すのみで終わり。あー、おっちゃんとの楽しい時間ももう少しか、、、寂しいなあ。
この村には、ちゃんと墓地もありました。
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「あーん、ここから、細い道を通りますね、幅は50センチくらいね、相撲取りじゃなきゃ大丈夫ね、あーん?」
大袈裟でしょう!おっちゃん。
。。ありゃ、ホンマにせまいわー。H&Mで買った帽子をさっそく被り、厚着をしてもこもこしてる私は軽く相撲取りチックです。通れるのかしら…えっさ、ほいさっ!
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細い路地を抜け、お土産屋さんが軒を連ねるところで
「あーん、ここでお味見してください、美味しいね、塩バターキャラメルもあるし、サブレも、あるね」
おっちゃんはこの街で顔が広い。
おっちゃんを見て、店員さんはツアー参加者用に試食用お菓子を次から次へと出して来る。
「みなさん、食べましたか?では、ここで、私のガイドは終わりです、バスに、集合は、50分後ね、みなさん、遅れないようにね、あーん?ありがとございました!」
一同、拍手。みんなこのおっちゃんが大好きだったみたいだ。
「どこで日本語習ったんですか?」
「埼玉県住んでました、ダさいたまね、あーん?」
塩バターキャラメルをこれでもか!ってほど買い込んで、あっという間に自由時間も終わり。
再度モンサンミッシェルの麓からその御姿を拝みます。
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夕陽に照らされ、サン・ミッシェルも一層輝いています。キラリーン!
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晴れて良かった!おっちゃんがガイドでよかった!
と、「その湾」の方を振り返ると、うわーーー!!これは、ゆゆゆ、夢の中ですか!?
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一瞬、自分はもう黄泉の世界にいるのではないかという錯覚に陥ってしまった。予測なら今頃大雨のはずなのに。
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「あーん、今から、パリへ向かいますね、途中で、またサービスエリアで休憩するね、そーすると、そこで、サンドイッチでも食べてくださいね、じゃ、あーん、お昼寝の時間ですね」
メルシー、おっちゃん。
オーヴォヮ―、モンサンミッシェル。
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爆睡。。。
顎が外れそうなほど口をアーングリ開けて寝る私。mon mariがその口を閉じさせようとするも、また「クヮッ!」と開けたそうな。すべらない話の宮川大輔を思い出したらしい。
私、度重なる興奮で疲れがドッとでてきたんだな。
サービスエリアについてようやく目を覚ます。
ここでもまたお土産を購入。6ユーロでサンドイッチ、オランジーナ、塩バターキャラメルプリンのセットを買って、軽いdinerとしましょ。
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食べたらまた爆睡。
気がついたら高速道を降り、パリ市内を走っていました。
おいおい、一般道なのに飛ばし過ぎだよ!せっかくのエッフェル塔et自由の女神もブレまくりだあよお。
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そんなこんなで出発地と同じピラミッド広場に着いたのが21時。
「ありがとございました!またおねがいしまーす、ね!」
おっちゃん、Au revoir!
すごいきれーーい{びっくり}
涙が出そうになりました{ごめんなさい}
モンサンミッシェルの修道女になりたい{エッフェル塔}
ヨンヨン★
一瞬三途の川が見えました。感動のあまり死んでしまいそうだったのだ。
もういっそのこと修道女に転職ってのもアリかなって思いましたよ。
心を清めねばならぬ私だから、尚更ね。